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今年の5月に入社したばかり、都電沿線で育った店長見習が、より地元の皆様に愛されるお店にしようと日々奮闘中。
座右の銘は「酒あれば楽あり」。日本酒を中心に、お酒をより楽しんで頂くための情報を発信していきます!


※画像はイメージです。イラストと本人は一切関係ありません(><)


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2014年10月 7日 (火)

「ひやおろし」やってます!

このところブログの更新がおろそかになりがちで申し訳ありません。
ずっとキッチンの方に入っているのでなかなかブログの方まで手が回りませんで、、、
でも相変わらず元気でやっています!
ここ最近は毎週のように日本酒のイベントが開催されているので休みの日にはよく出掛けたり、
また自宅がお取り引きのある千駄木の伊勢五本店さん(http://www.isego.net)のすぐ近所なのでお勧めを教えて頂きに伺ったり、、、
そんな私の独断と偏見(?)で選ばれたひやおろしのお酒がこちら

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左が栃木の「旭興」の辛口ひやおろし、右は茨城の「百歳」の純米生詰め酒です。
「旭興」の方はその名の通りキリッとした辛口で、肴を引き立てるタイプ、一方の「百歳」はフルーティな香りもありつつしっかりした味わいで、飲みごたえを感じるタイプです。
どちらも限定出荷のため酒屋さんの在庫がなくなり次第終了となってしまいますので、味見なさりたい方はお早めに!

2014年8月28日 (木)

お酒のイロハ🍶(ト) 生酒・生貯蔵酒・生詰め酒

さて今回はお酒の「火入れ」に関するお話です。
以前【麹米・酒母米・掛米】の回でも少し触れましたが、麹と酒母による発酵が止まった醪(もろみ)はまず原酒と酒粕に分けられ、通常出荷までに2回の火入れを行います。
1回目の火入れは醪を搾った直後、つまり貯蔵を開始する前、そして2回目は瓶などに詰めて出荷する前に行います。
お酒は搾ったあとも酵素が生きているのでそのままにしておくと熟成が進みやすく、場合によっては「火落ち」といって白く濁り劣化してしまいます。火入れすることによって酵素の働きを止め、雑味を抑え安定した味わいのお酒に仕上がるというわけです。
しかし近年は冷蔵や温度管理の進歩や製造設備の殺菌・消毒の徹底などにより、火入れを行わなくても品質のよいお酒を提供出来るようになってきました。また一方でお酒本来のフレッシュな味わいを楽しみたいという消費者の要望もあり、「生」を謳ったお酒が数多く出回るようになってきました。

ところで今回のタイトルにも挙げたとおり、いわゆる「生」のお酒にも3つの種類があります。まず「生貯蔵酒」は1回目(貯蔵前)の火入れを行わないもの、そして「生詰め酒」は2回目(出荷前)の火入れを行わないもの、そして1回も火入れをしていないものが「生酒」になりますが、これは特に「本生」と呼ばれたりもします。
これらのお酒は通常のお酒と違い要冷蔵で開封後はなるべく早く飲みきることが基本ですが、大抵は期間も数量も限定で出荷されています。限定販売のフレッシュなお酒をその季節の肴と合わせて頂くのも、粋なお酒の楽しみ方ですね。
では次回もお楽しみに!

2014年8月 4日 (月)

お酒のイロハ🍶(ヘ) 【醸造用水はスゴイ!】

みなさまこんにちは。第6回のテーマは酒造りには欠かせないお水の話です。
昔から酒どころには名水有り、と言われるようにお酒と水は切っても切れない間柄。果汁を発酵させて造るワインなどと違い、日本酒の場合はお米を水で洗い(洗米)、水に浸して水分を吸わせ(浸水)、蒸したお米に麹と酒母、そして水を加えてもろみを造り、更に通常のお酒には仕上げに加水してアルコール度数などを調整するので、水はとても重要な原料の一つです。
そして前にもお話ししましたが、使う水の性質がお酒の出来に大きく影響するのは言うまでもありません。一般に軟水で造るお酒はなめらかできめ細かい淡麗な味わいに、逆に比較的硬度の高い水で造ると酸が強く辛口のお酒に仕上がる、と言われています。硬水を使う灘の「男酒」に対して、はんなりと優しい伏見の「女酒」などが有名ですね。

さて、ここから恐らくあまりお馴染みではない「醸造用水」という言葉についてご説明していきます。実はお酒造りに使う水には我々が普段口にしている水道水よりはるかに厳しい基準があり、それをクリアした水だけが「醸造用水」として酒造りに使うことが許されるのです。
実際にどれくらい厳しいかというと、マンガンが半分以下の0.02ppm以下、鉄分は10分の1以下の0.02ppm以下で「含まれないことが最適」という但し書きがつくほど。ほかにもアンモニア性窒素が検出されないことや、色は無色透明で、臭気や味に異常がないことなどの基準をクリアしなければなりません。
この様に大変厳しい基準ですが、蔵元さんの中には逆に仕込みに使う水の良さをPRされているところも増えています。ご参考までに幾つか挙げておきますので、ご興味のある方は覗いてみては?
それでは次回もお楽しみに!

http://www.tenzan.co.jp/main/49.html 「七田」の天山酒造(佐賀県)
http://www.kokuryu.co.jp/archives/2005/10/post_1.html 「黒龍」の黒龍酒造(福井県)

2014年8月 2日 (土)

王子見聞録 其の三 【王子神社】

皆様お暑うございます。
歴史ある王子の街の魅力をお伝えするシリーズの第三回、前の二回も神社のお話でしたが、今回は「王子神社」がテーマです。「また神社か」と思われてしまうかもしれませんが、ちょうど今週の金曜日から3日の日曜日まで例大祭が開催中でもありますので、少しの間お付き合い下さい。

さて、王子神社は第一回でお伝えした王子稲荷より若干歴史は浅く、鎌倉時代末期の1320年頃当時この一帯を治めていた豊島氏が紀州熊野三社から王子大神をお迎えしたのが始まり、と言われています。その後になると江戸時代に王子神社と王子稲荷は同じ別当寺の元におかれましたが、明治初年には神田明神や山王日枝神社などとともに准勅祭社(いわゆる東京十社)の一つとされました。
准勅祭社の制度は間も無く廃止されましたが、現在も立派な鳥居や社殿の佇まいから格式の高さを感じることが出来ます。

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さて、王子神社のお祭りは「槍祭」とも呼ばれますが、これは例祭期間中に「御槍」という特別なお守りが出されるためで、いわば神社の期間限定グッズですね。
今年は本祭りなので日曜日の朝に各町会の神輿が集合する「神輿連合渡御」が盛大に行われ、夕方からは恒例の「田楽舞奉納」も開かれます。詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。
http://ojijinja.tokyo.jp/reitaisai/ (王子神社のサイト)
http://www.enjoytokyo.jp/amuse/event/631231/ (レッツエンジョイ東京)

皆さんお出かけの際には熱中症・日焼け対策をお忘れなく!

2014年7月23日 (水)

王子見聞録 其の二 【装束稲荷神社】

歴史ある王子の街の魅力をお伝えするシリーズの第2弾、前回に引き続き王子のお稲荷さんの由来についてお話ししましょう。 前回お話しした王子稲荷神社は現在京浜東北線の西側にありますが、かつては線路を挟んだ東側まで広い敷地を有していました。その境内に一本の榎の木があり、言い伝えでは毎年大晦日に東国中から集まった狐の使いが王子稲荷に参殿する前にそこで衣装を整えた、と言われています。 その光景が広重の浮世絵「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」のもとになったのですが、実はそれより200年以上前に編纂された「若一王子縁起」という絵巻物にも同じような構図の絵が描かれています。この巻物は言わば江戸幕府によって作成された王子稲荷の由緒書きで、絵は幕府の御用絵師だった狩野尚信が描いたと言われています。 現在はその装束榎の木は残っていませんが、かつてあった場所の近くに「装束稲荷神社」が建てられ、その境内に「装束榎の碑」があります。

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こちらは装束稲荷のおきつねさん。王子稲荷より細身でしなやかな姿です。 20年ほど前からかつての言い伝えを再現した「王子狐の行列」という行事が毎年大晦日に行われていて、狐に仮装した地元の方々が装束稲荷から王子稲荷まで行進しているそうです。 詳しくはこちらをご覧ください。http://kitsune.tokyo-oji.jp それではまた次回お楽しみに!

2014年7月22日 (火)

お酒のイロハ🍶(ホ) 日本酒度とは?

しばらくご無沙汰してしまいましたが、こちらのシリーズもまだまだ続きます!
今回のテーマは「日本酒度」。お酒のラベルによく「+5」とか「-3」とか書いてあるあれです。
日本酒度はお酒の甘さ・辛さの指標としてよく知られていますが、日本酒度が+5のお酒とー3のお酒ではどちらが辛口だと思いますか?

正解は+5のお酒。日本酒度の数値が高い方が辛口とされています。

ここまではご存知の方も多いと思いますが、では日本酒度は誰がどうやって決めているのかご存知ですか?
実は日本酒度の計測には決まりがあるんです。詳しくご説明しましょう。

まず、日本酒度を測るお酒を理科の実験などに使うシリンダーという容器に入れて、温度を15℃に保ちます。
そこへ液体の比重を測る器具(日本酒度計)を入れて、それがどのくらい浮くか沈むかを目盛りで測ったのが「日本酒度」になります。
日本酒度が0のお酒は4℃の水と比重が同じで、それより比重が軽く計測器が沈むほど数値が高く辛口に、逆に比重が重く計測器が浮くほど数値が低く甘口になります。

ではどうしてお酒の比重と甘さ辛さが関係しているのでしょう?
答えはブドウ糖を含むお酒のエキス分がそのお酒の比重を決めるからです。お酒のエキス分とはお酒を蒸発させて水分とアルコール分を飛ばして残るもののこと。それに含まれるブドウ糖の量がお酒の甘さになるため比重が重いほど甘口になる、というわけなんです。

とここまでご説明しておいてなんですが、日本酒度はあくまで糖度の目安、甘さ辛さに限らずお酒の味わいを決める要素はたくさんあります。前にもお話しした精米歩合や仕込み水の成分、酒米や酵母の種類などがあいまってお酒の味わいを文字通り「醸し出す」わけですから、日本酒度だけを頼りにお酒を選ぶのは少々味気ないかもしれません。
実際蔵元さんの中には日本酒度を非公表にしているところもありますが、数値に捉われないでお酒を味わってほしい、という気持ちの表れではないでしょうか。

2014年7月16日 (水)

樽生スパークリング登場!

毎日夏らしい日が続きますがいかがお過ごしですか?
こういう日はキンキンに冷えたビールが美味しいのは言うまでもありませんが、きざみ王子店から一味違うご提案。それは...

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こちら、樽生スパークリングワインです。
生ビール同様、1杯ずつサーバーからお注ぎするのでいつもフレッシュな味わい。
味はドライですがほんのり甘みも感じる優しい飲み口なので、おつまみやお食事との相性は抜群。
そしてアルコール度数も普通のワインよりちょっと弱目の9%なので、どなたでも気軽にお召し上がり頂けます。
ビールだとついつい飲み過ぎてしまう、という方にもオススメ。
この夏、ちょっとしたお洒落&贅沢、お試しになりませんか?

2014年7月14日 (月)

王子見聞録 其の壱 【王子稲荷神社】

さて、新シリーズの第1回は王子のシンボルとも言える【王子稲荷神社】からスタートです。

古典落語の「王子の狐」という演目で知られるとおり、王子といえば古くからお稲荷さんが有名。
江戸時代後期に活躍した歌川広重の浮世絵「名所江戸百景」には「王子稲荷の社」「王子装束ゑの木大晦日の狐火」という2つの作品がありますが、その歴史ははるかに古く、源氏の祖と言われる源頼義(988-1075)が「関東稲荷総司」として信仰した、といいますから約1千年前から祀られていたことになります。
因みに当時(平安時代)に言う関東とはいわゆる「関八州(現在の関東地方)」のことではなく、箱根の関より東、陸奥国(現在の青森県)までを含む東日本の大部分なのでその権威のほどが伺えます。
その後戦国時代の北条氏や徳川将軍家からも手厚く信仰され、現在の社殿は文化5(1808)年に十一代将軍家斉公が寄進したものだそうです。

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静けさの中にも荘厳さを感じさせる佇まいです。

さてここで、「なぜそもそも王子にお稲荷さんがあるの?」と疑問を持たれた方もいるのでは?次回はその辺を少し掘り下げていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!

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新シリーズ【王子見聞録】スタート!

みなさんこんにちは。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
私が店長見習としてきざみ王子店に勤務して早くも2か月が経とうとしています。
まだまだ不慣れなところもありますが、店長、料理長はじめスタッフのみんなに協力してもらいながら奮闘している毎日です。

さて、【お酒のイロハ】に続く新シリーズとして王子の情報をお届けする【王子見聞録】がスタートします。
王子は決してメジャーとは言えない街ですが、古くからの歴史や文化が根付いていて隠れた魅力がいっぱいです。
週一ぐらいでわりとユルめにやっていく予定ですが、このシリーズを通して少しでも王子の町に親しみをもって頂けたらと思っています。
どうぞよろしく!

2014年7月10日 (木)

お酒のイロハ🍶(二) お米の話をもう少し...

前回のお酒のイロハ (ハ)では酒造りに使われるお米には「麹・酒母(酛)・醪造り」と三つの役割があるとお話しましたが、今回はいよいよ酒米の品種についてです。

お酒好きの方は山田錦や雄町、五百万石などを耳にされたことがあるかと思いますが、最近はスーパーやコンビニなどで売っているお酒でもお米の品種が書いてあるもにを見かけることが多くなりました。
上に挙げた山田錦などはいわゆる「酒造好適米」と呼ばれる品種で、いわば酒米のブランド銘柄。好適米に指定されるには粒の大きさや心白があることなどの条件がありますが、生産量は主食用のお米の1%ほど。少ない理由としては粒が大きい割りに稲穂が長いために倒れやすかったり、品種によっては病気になりやすいなど「育てるのが難しい」ためだそうですが、余計に有名な品種がブランド化してしまうのでしょうね。

では実際に酒造好適米をいくつか見ていきましょう。
① 山田錦:言わずとしれた酒米の横綱。上品な味わいに加え、精米しやすい形状で更に味を磨きやすいのが特徴。
②五百万石:新潟県や福井県など北陸地方で主に生産されている品種。製麹に適し、スッキリした味わいが特徴。
③美山錦:酒造好適米の中でも大粒で、寒さに強く山あいの土地や東北地方などでの生産にも適している品種。
④雄町:100年以上前から生産されている品種。コクのある味わいは山田錦と好対照で、通の人気を二分するとも。

以上代表的な品種の特徴をごく簡単にまとめてきましたが、これ以外にも出羽燦々やあきた酒こまちなど各地で好適米の開発が進められています。
しかし一方でお米の品種の違いは、ワインにおける葡萄の品種の違いのような味わいの違いを生まない、とも言われています。これは仕込みに使う水の性質や使われる酵母の特徴、発酵工程の複雑さなどの役割が比較的大きいためと言われていますが、答えが単純に出てこないところに酒造りの奥深さを感じますね。

みなさんもブランドにとらわれずに自分好みのお酒を探してみては?

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