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今年の5月に入社したばかり、都電沿線で育った店長見習が、より地元の皆様に愛されるお店にしようと日々奮闘中。
座右の銘は「酒あれば楽あり」。日本酒を中心に、お酒をより楽しんで頂くための情報を発信していきます!


※画像はイメージです。イラストと本人は一切関係ありません(><)


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2014年7月

2014年7月23日 (水)

王子見聞録 其の二 【装束稲荷神社】

歴史ある王子の街の魅力をお伝えするシリーズの第2弾、前回に引き続き王子のお稲荷さんの由来についてお話ししましょう。 前回お話しした王子稲荷神社は現在京浜東北線の西側にありますが、かつては線路を挟んだ東側まで広い敷地を有していました。その境内に一本の榎の木があり、言い伝えでは毎年大晦日に東国中から集まった狐の使いが王子稲荷に参殿する前にそこで衣装を整えた、と言われています。 その光景が広重の浮世絵「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」のもとになったのですが、実はそれより200年以上前に編纂された「若一王子縁起」という絵巻物にも同じような構図の絵が描かれています。この巻物は言わば江戸幕府によって作成された王子稲荷の由緒書きで、絵は幕府の御用絵師だった狩野尚信が描いたと言われています。 現在はその装束榎の木は残っていませんが、かつてあった場所の近くに「装束稲荷神社」が建てられ、その境内に「装束榎の碑」があります。

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こちらは装束稲荷のおきつねさん。王子稲荷より細身でしなやかな姿です。 20年ほど前からかつての言い伝えを再現した「王子狐の行列」という行事が毎年大晦日に行われていて、狐に仮装した地元の方々が装束稲荷から王子稲荷まで行進しているそうです。 詳しくはこちらをご覧ください。http://kitsune.tokyo-oji.jp それではまた次回お楽しみに!

2014年7月22日 (火)

お酒のイロハ🍶(ホ) 日本酒度とは?

しばらくご無沙汰してしまいましたが、こちらのシリーズもまだまだ続きます!
今回のテーマは「日本酒度」。お酒のラベルによく「+5」とか「-3」とか書いてあるあれです。
日本酒度はお酒の甘さ・辛さの指標としてよく知られていますが、日本酒度が+5のお酒とー3のお酒ではどちらが辛口だと思いますか?

正解は+5のお酒。日本酒度の数値が高い方が辛口とされています。

ここまではご存知の方も多いと思いますが、では日本酒度は誰がどうやって決めているのかご存知ですか?
実は日本酒度の計測には決まりがあるんです。詳しくご説明しましょう。

まず、日本酒度を測るお酒を理科の実験などに使うシリンダーという容器に入れて、温度を15℃に保ちます。
そこへ液体の比重を測る器具(日本酒度計)を入れて、それがどのくらい浮くか沈むかを目盛りで測ったのが「日本酒度」になります。
日本酒度が0のお酒は4℃の水と比重が同じで、それより比重が軽く計測器が沈むほど数値が高く辛口に、逆に比重が重く計測器が浮くほど数値が低く甘口になります。

ではどうしてお酒の比重と甘さ辛さが関係しているのでしょう?
答えはブドウ糖を含むお酒のエキス分がそのお酒の比重を決めるからです。お酒のエキス分とはお酒を蒸発させて水分とアルコール分を飛ばして残るもののこと。それに含まれるブドウ糖の量がお酒の甘さになるため比重が重いほど甘口になる、というわけなんです。

とここまでご説明しておいてなんですが、日本酒度はあくまで糖度の目安、甘さ辛さに限らずお酒の味わいを決める要素はたくさんあります。前にもお話しした精米歩合や仕込み水の成分、酒米や酵母の種類などがあいまってお酒の味わいを文字通り「醸し出す」わけですから、日本酒度だけを頼りにお酒を選ぶのは少々味気ないかもしれません。
実際蔵元さんの中には日本酒度を非公表にしているところもありますが、数値に捉われないでお酒を味わってほしい、という気持ちの表れではないでしょうか。

2014年7月16日 (水)

樽生スパークリング登場!

毎日夏らしい日が続きますがいかがお過ごしですか?
こういう日はキンキンに冷えたビールが美味しいのは言うまでもありませんが、きざみ王子店から一味違うご提案。それは...

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こちら、樽生スパークリングワインです。
生ビール同様、1杯ずつサーバーからお注ぎするのでいつもフレッシュな味わい。
味はドライですがほんのり甘みも感じる優しい飲み口なので、おつまみやお食事との相性は抜群。
そしてアルコール度数も普通のワインよりちょっと弱目の9%なので、どなたでも気軽にお召し上がり頂けます。
ビールだとついつい飲み過ぎてしまう、という方にもオススメ。
この夏、ちょっとしたお洒落&贅沢、お試しになりませんか?

2014年7月14日 (月)

王子見聞録 其の壱 【王子稲荷神社】

さて、新シリーズの第1回は王子のシンボルとも言える【王子稲荷神社】からスタートです。

古典落語の「王子の狐」という演目で知られるとおり、王子といえば古くからお稲荷さんが有名。
江戸時代後期に活躍した歌川広重の浮世絵「名所江戸百景」には「王子稲荷の社」「王子装束ゑの木大晦日の狐火」という2つの作品がありますが、その歴史ははるかに古く、源氏の祖と言われる源頼義(988-1075)が「関東稲荷総司」として信仰した、といいますから約1千年前から祀られていたことになります。
因みに当時(平安時代)に言う関東とはいわゆる「関八州(現在の関東地方)」のことではなく、箱根の関より東、陸奥国(現在の青森県)までを含む東日本の大部分なのでその権威のほどが伺えます。
その後戦国時代の北条氏や徳川将軍家からも手厚く信仰され、現在の社殿は文化5(1808)年に十一代将軍家斉公が寄進したものだそうです。

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静けさの中にも荘厳さを感じさせる佇まいです。

さてここで、「なぜそもそも王子にお稲荷さんがあるの?」と疑問を持たれた方もいるのでは?次回はその辺を少し掘り下げていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!

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新シリーズ【王子見聞録】スタート!

みなさんこんにちは。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
私が店長見習としてきざみ王子店に勤務して早くも2か月が経とうとしています。
まだまだ不慣れなところもありますが、店長、料理長はじめスタッフのみんなに協力してもらいながら奮闘している毎日です。

さて、【お酒のイロハ】に続く新シリーズとして王子の情報をお届けする【王子見聞録】がスタートします。
王子は決してメジャーとは言えない街ですが、古くからの歴史や文化が根付いていて隠れた魅力がいっぱいです。
週一ぐらいでわりとユルめにやっていく予定ですが、このシリーズを通して少しでも王子の町に親しみをもって頂けたらと思っています。
どうぞよろしく!

2014年7月10日 (木)

お酒のイロハ🍶(二) お米の話をもう少し...

前回のお酒のイロハ (ハ)では酒造りに使われるお米には「麹・酒母(酛)・醪造り」と三つの役割があるとお話しましたが、今回はいよいよ酒米の品種についてです。

お酒好きの方は山田錦や雄町、五百万石などを耳にされたことがあるかと思いますが、最近はスーパーやコンビニなどで売っているお酒でもお米の品種が書いてあるもにを見かけることが多くなりました。
上に挙げた山田錦などはいわゆる「酒造好適米」と呼ばれる品種で、いわば酒米のブランド銘柄。好適米に指定されるには粒の大きさや心白があることなどの条件がありますが、生産量は主食用のお米の1%ほど。少ない理由としては粒が大きい割りに稲穂が長いために倒れやすかったり、品種によっては病気になりやすいなど「育てるのが難しい」ためだそうですが、余計に有名な品種がブランド化してしまうのでしょうね。

では実際に酒造好適米をいくつか見ていきましょう。
① 山田錦:言わずとしれた酒米の横綱。上品な味わいに加え、精米しやすい形状で更に味を磨きやすいのが特徴。
②五百万石:新潟県や福井県など北陸地方で主に生産されている品種。製麹に適し、スッキリした味わいが特徴。
③美山錦:酒造好適米の中でも大粒で、寒さに強く山あいの土地や東北地方などでの生産にも適している品種。
④雄町:100年以上前から生産されている品種。コクのある味わいは山田錦と好対照で、通の人気を二分するとも。

以上代表的な品種の特徴をごく簡単にまとめてきましたが、これ以外にも出羽燦々やあきた酒こまちなど各地で好適米の開発が進められています。
しかし一方でお米の品種の違いは、ワインにおける葡萄の品種の違いのような味わいの違いを生まない、とも言われています。これは仕込みに使う水の性質や使われる酵母の特徴、発酵工程の複雑さなどの役割が比較的大きいためと言われていますが、答えが単純に出てこないところに酒造りの奥深さを感じますね。

みなさんもブランドにとらわれずに自分好みのお酒を探してみては?

2014年7月 7日 (月)

お酒のイロハ🍶(ハ) 麹米・酒母米・掛米

前回の【お酒のイロハ】の最後に「酒造りには3種類のお米を使う」とお伝えしましたが、実はこれ「3つの違った品種」という意味ではなくて、「仕込みの段階によって使うお米の役割が変わる」という意味なんです。
今回のタイトルにある「麹米・酒母米・掛米」というのがその3つになりますが、全て同じ品種のお米で造られているお酒もあれば、それぞれ品種を変えたり、精米歩合を調節したりして造られるお酒もあります。ちょっとややこしいかもしれませんが、これも酒造りの奥深さだと思ってください。

まず、麹米(こうじまい)というのは文字通りお酒の発酵課程に欠かせない「米麹」を作るのに使われるお米です。細かい説明は次回以降にさせて頂きますが、酒造りに携わる方達の間では「一麹、二酒母、三造り」という言葉がある程重要な工程だということを覚えておいて下さい。

次に酒母米(しゅぼまい)の「酒母」とは「酛(もと)」とも呼ばれ、これは麹によって糖化されたデンプンを更にアルコール発酵させるために必要となります。

そして最後の「掛米(かけまい)」が言わば日本酒の主原料となるもので、酒造りに使われるお米全体の約7割を占めます。
また、麹、酒母、掛米を混ぜて発酵状態にあるものを「醪(もろみ)」と呼び、発酵が止まった醪を搾ったものが普段我々が頂いているお酒のもとになるものです。

ちょっと聞き慣れない言葉がいくつか出てきましたが、お酒の造り方をより詳しく知りたい方は是非蔵元さんのサイトなどをご覧ください。
あくまで一例ですが、石川県の車多酒造さんのサイトには銘酒「天狗舞」の酒造りの様子が画像入りで紹介されています。
http://www.tengumai.co.jp/declaration/index.html

では次回もお楽しみに!

2014年7月 6日 (日)

夏の楽しみと言えば...!?

夏至から約半月が過ぎましたがまだまだ陽が長いですね。
この時期お酒好きのみなさんには「明るいうちから飲む!」のを楽しみにされている方も多いのでは?
特に予定もないし、ゆっくり休日のお酒を楽しみたい、という方は是非きざみ王子店へ。
土日祝日は午後3時から営業しています。
生ビールもついた飲み放題が2時間でなんと¥1,200!

こちらは週替わりのオススメ料理

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その他通常メニューの詳細はぐるなびの「メニュー」から「自慢の逸品料理」をご覧ください。
皆様のご来店お待ちしております!

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2014年7月 3日 (木)

お酒のイロハ🍶(ロ) 精米歩合とは?

前回とりあげた「特定名称」に関連する話題として、「精米歩合」について掘り下げたいと思います。

まず、精米歩合とは「玄米に対して、磨いて残った白米の重量比重」のことなので、数値が低いほどより米を磨いたことになり、一般的に香りは高く、味はスッキリすると言われています。
これはお米の表面にあるタンパク質や脂肪分が味わいや香りに雑味をもたらしたり、ミネラルやビタミンが発酵の邪魔をしてしまうからだと言われています。
こうして精米したお米の芯の白色の濃い部分を「心白」といいますが、一般に酒造好適米と呼ばれるお米はこの心白(デンプン質)の部分が大きいのが特徴です。

さて、前回精米歩合50%以下のお酒を大吟醸、或いは純米大吟醸と呼ぶ、とお話しましたが、最近では更に「磨き何割」というようにどれだけ磨いているかをウリにしているお酒が多く見られます。
有名なところでは今話題の「獺祭」が、純米大吟醸の「磨き50」の上をゆく「磨き3割9分」や「磨き2割3分」などで注目を集めています。
また、山形県の楯野川酒造さんでも精米歩合18%の「純米大吟醸 18 中取り」を販売しています。
お店でこういうお酒を見かけたらちょっと注目してみてください。

さて、ここまでお酒の原料となるお米を単に「酒米」と呼んできましたが、実は日本酒を作るには3種類のお米を使うって知ってますか?
次回はそれについてご説明します。お楽しみに!

今回ご紹介した蔵元さんのサイトはこちら
http://www.asahishuzo.ne.jp (「獺祭」の旭酒造さん)
http://www.tatenokawa.jp/sake/ (楯野川酒造さん)

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