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今年の5月に入社したばかり、都電沿線で育った店長見習が、より地元の皆様に愛されるお店にしようと日々奮闘中。
座右の銘は「酒あれば楽あり」。日本酒を中心に、お酒をより楽しんで頂くための情報を発信していきます!


※画像はイメージです。イラストと本人は一切関係ありません(><)


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2014年8月

2014年8月28日 (木)

お酒のイロハ🍶(ト) 生酒・生貯蔵酒・生詰め酒

さて今回はお酒の「火入れ」に関するお話です。
以前【麹米・酒母米・掛米】の回でも少し触れましたが、麹と酒母による発酵が止まった醪(もろみ)はまず原酒と酒粕に分けられ、通常出荷までに2回の火入れを行います。
1回目の火入れは醪を搾った直後、つまり貯蔵を開始する前、そして2回目は瓶などに詰めて出荷する前に行います。
お酒は搾ったあとも酵素が生きているのでそのままにしておくと熟成が進みやすく、場合によっては「火落ち」といって白く濁り劣化してしまいます。火入れすることによって酵素の働きを止め、雑味を抑え安定した味わいのお酒に仕上がるというわけです。
しかし近年は冷蔵や温度管理の進歩や製造設備の殺菌・消毒の徹底などにより、火入れを行わなくても品質のよいお酒を提供出来るようになってきました。また一方でお酒本来のフレッシュな味わいを楽しみたいという消費者の要望もあり、「生」を謳ったお酒が数多く出回るようになってきました。

ところで今回のタイトルにも挙げたとおり、いわゆる「生」のお酒にも3つの種類があります。まず「生貯蔵酒」は1回目(貯蔵前)の火入れを行わないもの、そして「生詰め酒」は2回目(出荷前)の火入れを行わないもの、そして1回も火入れをしていないものが「生酒」になりますが、これは特に「本生」と呼ばれたりもします。
これらのお酒は通常のお酒と違い要冷蔵で開封後はなるべく早く飲みきることが基本ですが、大抵は期間も数量も限定で出荷されています。限定販売のフレッシュなお酒をその季節の肴と合わせて頂くのも、粋なお酒の楽しみ方ですね。
では次回もお楽しみに!

2014年8月 4日 (月)

お酒のイロハ🍶(ヘ) 【醸造用水はスゴイ!】

みなさまこんにちは。第6回のテーマは酒造りには欠かせないお水の話です。
昔から酒どころには名水有り、と言われるようにお酒と水は切っても切れない間柄。果汁を発酵させて造るワインなどと違い、日本酒の場合はお米を水で洗い(洗米)、水に浸して水分を吸わせ(浸水)、蒸したお米に麹と酒母、そして水を加えてもろみを造り、更に通常のお酒には仕上げに加水してアルコール度数などを調整するので、水はとても重要な原料の一つです。
そして前にもお話ししましたが、使う水の性質がお酒の出来に大きく影響するのは言うまでもありません。一般に軟水で造るお酒はなめらかできめ細かい淡麗な味わいに、逆に比較的硬度の高い水で造ると酸が強く辛口のお酒に仕上がる、と言われています。硬水を使う灘の「男酒」に対して、はんなりと優しい伏見の「女酒」などが有名ですね。

さて、ここから恐らくあまりお馴染みではない「醸造用水」という言葉についてご説明していきます。実はお酒造りに使う水には我々が普段口にしている水道水よりはるかに厳しい基準があり、それをクリアした水だけが「醸造用水」として酒造りに使うことが許されるのです。
実際にどれくらい厳しいかというと、マンガンが半分以下の0.02ppm以下、鉄分は10分の1以下の0.02ppm以下で「含まれないことが最適」という但し書きがつくほど。ほかにもアンモニア性窒素が検出されないことや、色は無色透明で、臭気や味に異常がないことなどの基準をクリアしなければなりません。
この様に大変厳しい基準ですが、蔵元さんの中には逆に仕込みに使う水の良さをPRされているところも増えています。ご参考までに幾つか挙げておきますので、ご興味のある方は覗いてみては?
それでは次回もお楽しみに!

http://www.tenzan.co.jp/main/49.html 「七田」の天山酒造(佐賀県)
http://www.kokuryu.co.jp/archives/2005/10/post_1.html 「黒龍」の黒龍酒造(福井県)

2014年8月 2日 (土)

王子見聞録 其の三 【王子神社】

皆様お暑うございます。
歴史ある王子の街の魅力をお伝えするシリーズの第三回、前の二回も神社のお話でしたが、今回は「王子神社」がテーマです。「また神社か」と思われてしまうかもしれませんが、ちょうど今週の金曜日から3日の日曜日まで例大祭が開催中でもありますので、少しの間お付き合い下さい。

さて、王子神社は第一回でお伝えした王子稲荷より若干歴史は浅く、鎌倉時代末期の1320年頃当時この一帯を治めていた豊島氏が紀州熊野三社から王子大神をお迎えしたのが始まり、と言われています。その後になると江戸時代に王子神社と王子稲荷は同じ別当寺の元におかれましたが、明治初年には神田明神や山王日枝神社などとともに准勅祭社(いわゆる東京十社)の一つとされました。
准勅祭社の制度は間も無く廃止されましたが、現在も立派な鳥居や社殿の佇まいから格式の高さを感じることが出来ます。

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さて、王子神社のお祭りは「槍祭」とも呼ばれますが、これは例祭期間中に「御槍」という特別なお守りが出されるためで、いわば神社の期間限定グッズですね。
今年は本祭りなので日曜日の朝に各町会の神輿が集合する「神輿連合渡御」が盛大に行われ、夕方からは恒例の「田楽舞奉納」も開かれます。詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。
http://ojijinja.tokyo.jp/reitaisai/ (王子神社のサイト)
http://www.enjoytokyo.jp/amuse/event/631231/ (レッツエンジョイ東京)

皆さんお出かけの際には熱中症・日焼け対策をお忘れなく!

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